賢者のラスベガスにも掲示板が出来たので、旬な話題はそちらに移して、こちらは雑感コラム的に進めたいと思います。今回は、改訂が滞っている「ビデオポーカー&スロットクラブ・ランキング」の暫定版をご紹介しながら、いくつかコメントしてみます。
右表は暫定版となっていますが、これまでの判定基準に従った2004年春のランキング確定版と考えていただいて構いません。実は判定基準を少し見直すべき時期がきたように感じていて、それで暫定版としています。基準見直しが必要なポイントはいくつかありますが、最も大きな変更点として、JB9/6以下のペイアウト率を持つビデオポーカーを新たに評価対象に加える予定です。具体的なマシンを挙げると、Bonus Poker(BP 99.17%)と、Double Bonus 9/7(DB9/7 99.11%)を調査対象に加えることで、より安全に遊べる選択肢を掘り起こす狙いがあります。前者はボーナスポーカーの代表格で、いわゆる8/5ボーナスと呼ばれる機種です。後者はフルペイマシンDB10/7のフルハウス配当が9になっているので、約1%ペイアウト率が下がる機種です。ペイアウトテーブルは右欄を参考にして下さい。
これまでの判定基準は、JB9/6(99.54%)を最低ラインとしてきたため、カジノによっては1ドル、2ドルといった高デノミマシンに手を出さざるを得ないシチュエーションもありました。しかし、それではリスクが大きすぎてお奨めできるカジノは年々少なくなっています。そこで、上記ふたつのマシンはストリップ地区でも広範囲に浸透しているので、初心者でも気軽に座れるマシンとして紹介していきたいというわけです。例えば、モンテカルロやエクスカリバーには25¢のBPは豊富にあり、DB9/7も以前からモンテに置かれています。ビデオポーカーの話題になると冷遇されがちなマンダレイ系ですが、優秀なスロットクラブを持つカジノなので、このように少し視点を変えることで今後はもう少し上位にランクされることでしょう。
また、BPとDB9/7はプログレッシブマシンも多いので、Jackpotがたくさん貯まっているのを発見して急遽参戦する楽しみや、マルチプレイを体験できる楽しみも増えてきます。例えば、トレジャーアイランドにはデノミ1¢、2¢、5¢でプレーできる50-playにBPが設定され、遊びながらコンプを確実にものにするツールとしては格好のマシンです。このようにBPとDB9/7を評価対象に加えることで、低デノミで多様なマシンを楽しめるカジノを発掘するのも、このランキングの新たな目的になり得ると考えています。
戦略的な視点で見ても、BPにはJB9/6ストラテジーを、DB9/7にはDB10/7ストラテジーをそのまま使えるため、JB9/6をある程度理解したプレーヤーなら、すんなり攻略できることと思います。無論、「99%ちょっと」というペイアウト率はシリアスプレーヤーに向かないことは明らかですが、ストリップのスロットクラブでは1%近く還元されるケースは珍しくないので、目標設定さえ間違わなければ上級者でも十分使えるマシンです。
他にも判定基準について若干の見直しを考えています。ひとつは「行動範囲の拡大」で、これまではストリップに建つカジノをかなり優遇していましたが、モノレールの開業予定やレンタカーを使う人が増えてきたことなどを考慮して、ダウンタウンやオフストリップからも優秀なカジノを積極的にピックアップして紹介したいと思います。この傾向は、既に今回のランキングにも反映されていて、フォークィーンズやフリーモントが顔を出してきていることで分かると思います。その理由はNYNYやIPといったストリップの優等生が次々に落第していったことにもあり、今後はフルペイマシンを長く維持できる信頼度もよく観察して評価したいと思います。
続いて、ランキングの傾向についてです。
◆シーザースパレス
バリーズでもパリスでも1位になる条件は揃っていますが、今回はシーザースの柔軟性を買ってみました。JB9/6の品揃えは周知のことで、ローローラーからハイローラーまで、また初心者から上級者まで、あらゆるプレーヤーを拒まないインベントリーは素晴らしいの一言です。コンプに関してもスロットクラブでコンプダラーを提供しつつ、ホストからの手厚いサービスは2%還元と評価しても大袈裟ではありません。
◆パームス、ラスベガスヒルトン
両カジノとも大きな変化はなく、そのままフルペイマシンを維持しています。NYNY、ハードロック等かつてVP天国であったカジノが圏外に消えていく中で、常にVPプレーヤーを裏切らない姿勢は、ロケーションの悪さを加味してもランクアップは当然でしょう。
◆ベネチアン、ベラージオ
どちらも高額プレーヤー向きで、1ドルデノミ以上のJB9/6で勝負することになります。ベネチアンがランクアップした理由は、このカジノはスロットマシンプレーヤーとビデオポーカープレーヤーをほぼ同じように評価してくれるため、コンプ還元率が非常に高い点にあります。一方、ベラージオは50¢マシンが無くなったことでランクダウンした形にはなっていますが、ここでフルコンプ狙いのプレーヤーは構わず1ドルマルチを叩けば良いので、実質的なパフォーマンス低下は小さいと思われます。
◆ウェスティン、タスカニー、カジノモンテラーゴ
VPランキングには新登場のカジノで、それぞれ豊富なフルペイマシンを備えています。不利なロケーションをどこまで許容できるかで、プレーヤーの評価は大きく変わってくると思います。
◆フリーモント、メインストリートステーション
このふたつのカジノとカリフォルニアでスロットクラブアカウントが統一され、ダウンタウンでの遊び方が大きく変わってきました。特にRFBメンバーには3カジノのレストランを自由に使う権利が与えられるなど、ストリップ並の運用が話題になっています。この動きは今後、プラザとLVCなどのアカウント統一に波及する可能性があり、ダウンタウンが新たなステップに踏み出したとも言われています。
今回は以上です。
|
|
 |
|
VP&Slotclubランキング
(暫定版) |
| 1位 |
シーザースパレス |
| 2位 |
バリーズ |
| 3位 |
パリス |
| 4位 |
ラスベガスヒルトン |
| 5位 |
パームス |
| 6位 |
トレジャーアイランド |
| 7位 |
ベネチアン |
| 8位 |
ベラージオ |
| 9位 |
サーカス・サーカス |
| 10位 |
ウェスティン |
| 11位 |
サンレモ |
| 12位 |
ゴールデンナゲット |
| 13位 |
バーバリーコースト |
| 14位 |
フォークィーンズ |
| 15位 |
ルクソール |
| 16位 |
タスカニー |
| 17位 |
ストラトスフィア |
| 18位 |
フリーモント |
| 19位 |
メインストリートST |
| 20位 |
カジノモンテラーゴ |
| ランク外 |
| NYNY |
| フラミンゴ |
| インペリアルパレス |
| ハードロック |
| エクスカリバー |
| モンテカルロ |
| アラジン |
| MGMグランド |
| マンダレイベイ |
|
Bonus
Poker 8/5
ペイアウトテーブル
(コイン5枚賭け) |
| ROYAL FLUSH
|
4000
|
| STRAIGHT FLUSH
|
250
|
| 4 ACES
|
400
|
| 4 2s,3s,or4s |
200
|
| 4 5s-Ks
|
125 |
| FULL HOUSE
|
40 |
| FLUSH
|
25 |
| STRAIGHT
|
20 |
| 3 OF A KIND
|
15 |
| TWO PAIR
|
10 |
| JACKS OR BETTER
|
5
|
| 役無し
|
0
|
|
ペイアウト率 99.17% |
|
Double
Bonus 9/7
ペイアウトテーブル
(コイン5枚賭け) |
| ROYAL FLUSH |
4000 |
| STRAIGHT FLUSH |
250 |
| 4 ACES |
800 |
| 4 2s,3s or 4s |
400 |
| 4 5s-Ks |
250 |
| FULL HOUSE |
45 |
| FLUSH |
35 |
| STRAIGHT |
25 |
| 3 OF A KIND |
15 |
| TWO PAIR |
5 |
| JACKS OR BETTER |
5 |
| 役無し |
0 |
|
ペイアウト率 99.11% |
|